あなたもほめてあげましょう

して、主よ。
大切な話がある。

そうさな、この本丸にも
ゆかだんぼうとやらを　招いてみないか。

寒い床をな、歩くのも一興だが、
これからはどんどん寒くなり　
俺は起きられなくなるのだ。

あ！おはようございます。

ぼくたち　あるじさまが　さむくないように
三条で　かこんで　ねていました！

まってて　くださいね！
いま　三日月様が　白湯を　もってきます！

あ、主さん！
みてください！

兼さんのふくをかりました！
どーだ、かっこよくてはやりの刀だぜ...なんて。

ふふ、兼さん今内番しているのかな。
すこしかりて　おひるねしよっと。

ぼんぽんぺいん　ぽんぺいん
今日は　まんばくんの　マントに
いってこい！

俺か。ふっ、日頃鍛えているからな。
きか....ぐぅぅうう！！！
いっつつつつ！な、なんだこれは！

偽物君、少し子供に
配慮するという事を覚えなよ。

俺には　よくわからないが、
２振りとも　仲良しな気がする！

主様、今日も誉ぽんです！
そんな主様には、こちらです！

今日は冷えるので、鰤大根です。
お出しも飲んであったまってください。

かいわれ大根を四葉にしました。
これでもっと幸運が運ばれてきますよ！

ぽんぽんぺいん　ぽんぺいん
今日は　にっかりさんの所へ　行ってこい。

おや、ご指名かい。
ふふふ、朝までたっぷり楽しもうか。

小さい俺、これを飲むんだ。
生姜湯だ。
身体があったまるぞ。

偽物君は早く何か服を着てくれるかな。
寒中水泳から戻りたてで生姜湯を
用意できる精神は俺にはわからないな。

ふふ、沢山出たねぇ。
熱のことだよ。

ちびすけ達は雪合戦して
みぃんな風邪ひいているよ。

主は防寒しっかりするんだよ。

主、きいてくれ！

国広がおにぎりを
作ってくれたんだぜ！

米がとっても　うまいんだ！
これなら畑当番がんばれるぜ

兼さん、食べるの上手いね！
すごい、流石兼さんだよ！！

聞きました。主様。

お腹を下されているようですね。
では、牛乳で煮詰めた油揚げをお持ちしました。
こちら召し上がってください。

ご安心ください。
おかわりもありますゆえ。

....おや、主様。
ええ、困っているのです。大変困りました。

三日月殿の本丸にお邪魔した際に
アイス油揚げがあったので、頂いたのですが...

小さい小狐が春に向けて
埋めていた物だったのです...

味、ですか。
大変美味しかったです。

ではなく、あぁ...どうしましょう...

みてみて、主さん！

兼さんがね、僕のために、
冷奴をつくってくれたんだ！

この綺麗な四角に
きれいにそえられた梅の花！

うれしいや、ありがとう！兼さん！

ね、ねぇ、三日月さん大丈夫かな。

俺たち少し早く政府から目薬貰ったんだけど、
三日月さん間違えて鶴丸さんの使ったみたい...

手を高く挙げて目薬さして、
目をつぶってから3時間経つよ...

ぽんぽんぺいん　ぽんぺいん
今日は　膝丸の　お膝に　いってこい！

三日月様ぁ！
武士にとって膝は大切。譲れまい。

ありゃ。じゃぁ僕が貰い受けようかな。
うぅ..痛いなぁ...。

あ、兄者！俺はそんなつもりでは.....!

主、じじいはここにおるぞ。
本丸の事なら俺に任せてくれ。

今日はちゃんと休むのだぞ。
俺との約束だ。

返事はいつでも、良い良い。
それまでじじいはお茶を飲んで待つとしよう。
歌仙の茶器がな、とても柔らかくて良いのだ。

主様、胃痛でお苦しみとは・・・・何とおいたわしい・・・・・・。出来るならこの小狐が代わって差し上げたい。そう言えば以前三日月が胃痛で苦しんでいる時、カル〇スを飲むと楽になると申しておりました。カ〇ピスがお嫌いでなければお試し下さい。

小狐めは　くすりやです。
ふむふむ。さようですか。

では、こちらの粉末状にした
油揚げをさしあげましょう。

喉が痛いのでしたら、
スープ上の油揚げを。
頭が痛いのでしたら、
丸く固めた油揚げを。

ほんか、ほんか！

みてくれ！　池がこおっている！
いっしょに　かんちゅうすいえいをしよう！
兄弟もいっしょだ！

そうだね、ちびすけ。池が凍っているね。

こういう時は氷に反射する光を眺めながら
こたつでね、みかんを食べるものなんだよ。

お面......主、お面欲しいの....?

これ、あげる。

鳴狐、主様が求めているのは
そのお面ではありませんぞ！

なぁ、主みてくれ！

今、国広たちが　俺の髪がシャンプーで
どれぐらい立つのか　ためしているんだ。

ゆいいつ、オレが髪が長くて
かっこいいから　もてるぜ。

ガララ...

えっ？！こっこら！！！！
雅じゃない！風邪引くから
早く湯船に浸かりなさい！