あなたもほめてあげましょう

やぁ、主。ここにいたんだね。
僕かい。僕はね、今から布団を干すんだ。

主が帰ってきたら
もふもふの布団で眠れるようにしておくよ。
雅な花も添えるから、安心して帰ってきてくれるかい。

何かあったら同じ兼定の和泉守に迎えに行かせよう。
ああ見えて彼は足が早いからね。

闇討ち、ぽんぺ退治、任せて！

ぼくも　がんばって　ねくびかきます！

良いね、頼もしいよ、小さい僕。
これなら兼さんや主もあんしんだね、大きい僕。

あいつら、小さくなっても変わらねぇな。
だな。国広たちに一口団子もってこうぜ。

主、　俺たち　気長に待つよ。
今はね　小狐と炬燵に入りながら
オセロしてる。

俺たち　三条　平安刀。
長い時間　居たから　沢山　待てるの。

じぃ.....

おや、小狐や。
そんなに主を見つめてどうしたのだ。
油揚げでも食べられたのか。

ちがいます。
主様がとても良くがんばっているので、
小狐めの念を　おくっているのです。

でも、　たまに　むちゃをするので
牽制も　こめておりまする。
じいぃ.......

やっほー、主。
はい、これお昼のお弁当。

今日、市場で良い魚と野菜が手に入ったんだ。
俺たちで花丸弁当作ったから、食べてよね。

ちゃんと日持ちするから、安心。
後、味噌玉もあるよ。
これはね、食べたい時に食べれる便利な料理なんた。

あ、主さん、こんばんは！
隣、良いですか。
ありがとうございます。
こちら、緑茶です。

今日は主さんにちゃんと、
お礼を言おうと思って来ました。

僕...また新撰組や兼さん達と一緒に居られるとは
思っていなくて...とても嬉しいのです。
更に今は小さい兼さんも来てくれて、
僕、ふふ、なんだろう、この気持ちは。

主さんのお陰で僕、とても楽しいです。
ありがとうございます。
もっと強くなって、主さんを守れるようにします！
あ、もう勝手に隊を抜けるなんてことしません。
あの後とっっても怒られました....

そうだよ、兼さん！
上手上手！

へへっ、
これくらいどうってことないぜ！

あ、やっほー、主。
あれ見て。
小さい兼さんと国広がカレー作ってるんだ。

国広、兼さんに包丁持たせて
ニンジン切ってるから
ちょっとハラハラしてるの、俺。

でも、ちゃんとにゃんこの手だし、平気そう。
出来上がるまで新しいネイル塗ろっと。主もおいでよ。

おや、主様、丁度いいところに。
この小狐丸、お話がございます。
この本丸、沢山の仲間が増えました。

部屋も増えましたので、
ここは空調を管理するために
エアコンは如何でしょうか。

囲炉裏や湯たんぽも良いものですが、
暖房ですと冬は暖かく、夏は涼しく過ごせます。

.....なんですか、三日月殿。
エアコンについて後でご説明しますから。
はい、暖かくなりますよ。床暖房のように。

ともかく、如何でしょうか。
まずは我ら三条の部屋に入れて
効果を確かめて見ましょう。

こんばんは、主。
今日は寒かったねぇ。
私も寒くて寝れなくてね。
隣、失礼するよ。

はい、これは私の神社の近くにある
川から汲んだ白湯でね、
少し霊力があって滋養になるよ。

主はとても良く励んでいるね。
私も加持祈祷をして
より主の力になれるよう強くなるよ。

辛い時、苦しいときはいつでも
私達を呼んでくれるかな。
私は馬を使うけれど、すぐに向かうよ。

ほら、ちびすけ。
オブラートに包んだから苦いお薬も
大丈夫だよ。
早く風邪が治るようにお飲み。

おっ、主、いいところにきたな！
俺は今　国広のふくを　きせてもらっているんだ！

いつもなら　ちいさくて　きれないが
いまなら　着れるぜ！

へへっ、ボタンを　とめて　もらっているんだ！

ほれ、三日月。
この湯呑みを持て。
主に届ける白湯が入っておる。

よいせっと。
兄がお主を運ぶからじっとしておれ。
もうじき主様が起きる頃合いじゃ。

俺には　よくわからないが、
今なら　大丈夫な気がする。

主、みてみて
兼さんが　俺に　お子様ランチ作ってくれた。
オムライスの　上に　たぬきがかいてある

三日月さん、それは兼さんが書いた
小狐丸さんですよ！

俺は　炬燵切国広
なんだその目は。
写しだというのが　気になるのか。

もう少し良い案なかったのかな、偽物君。
布を洗っている間は
炬燵で大人しく暖取ってろよ。

ふふ...どうかな。
少し精が出てしまったよ。

...ぽんぺ浄化のことだよ。
跡形も無く、というか本丸の畳も一緒に
斬ってしまったよ。

石切丸さんに　バレたら大変だね。
明石さんと髭切さんを
寝かせてやり過ごそうかな。

おや、主様。こんにちは。

主様も楽器に興味を　お持ちでしたか。
私、ですか。
私は三日月に　木琴やリコーダーを
渡そうと思い　参りました。

そちらの荷物、お持ち致します。
私の買物も　終わりましたので、
彼方にある茶屋で　団子を食べてから
帰りましょう。

わっ！
驚いたか。そいつは何よりだぜ。
この先は主の部屋。
ここから先は行かせねぇぜ。

俺と舞い踊ろうぜ、ぽんぺ。
ついでにその懐に持ってる玉を置いていけ。

よぉ、主。
どうだ、一杯やらねぇか。
...そうか、今日は遠慮しとくか。
じゃ、俺は横で頂くぜ。
ほら、主は焙じ茶を飲んでくれ。

よっこいしょ...近頃さみーな。
冬が来て...なんつーか、しみじみするな。
俺たちがこの本丸に来て、時間が経ったな。

主、ありがとよ。
俺たちと歩んでくれて。

んで、これからもド派手にやるから
期待しててくれよな！
三日月のじいさんたちも、
後で主の所に来るそうだぜ。

おかえり、お疲れ様。
今日は寒かっただろう。

小豆を茹でて、小豆バターを作ったんだよ。

身はホクホクして美味しく、バターのまろやかさが
トーストをさらに美味しくするんだ。

カッコよく盛るから楽しみにしてくれるかい。

また　あたらしい　仲間がくる！

今度は　雪だるまを　つくって
応援するんだ。